日蓮宗泉福山本成寺
「供養」とは、お供えして養うこと。
お経、お香、供物、供花等を供えて我が心、魂を養うのです。
お仏壇やお墓で手向けた供花は必ず我が身の方へ向けてます。
これは「お花が綺麗だな」と思う心をお供えしているのです。
綺麗なものを素直に綺麗と思える心は仏様の心です。
一周忌から始まる年回忌法要。三回忌、七回忌、十三回忌、十七回忌…
本成寺本堂、もしくはご自宅に出向いて執り行います。日蓮宗の法式に則って営みます。法要の際には塔婆供養も致します。
お彼岸は春分の日、秋分の日を中心とする春秋の一週間。善根を積み仏道修行すると共に、ご先祖様の霊位に供養を捧げる大切な日々です。この期間の小善は大善に、小悪は大悪になると言われております。懺悔と六波羅蜜という仏道修行の時です。
六波羅蜜
布施(フセ) 【思いやりの心を養い奉仕する】持戒(ジカイ) 【規律正しく生活をする】忍辱(ニンニク) 【困難に耐え、正しい道を開く】精進(ショウジン)【たゆまぬ努力を続ける】禅定(ゼンジョウ)【心静かに落ちつき、集中する】智慧(チエ) 【正しい道に目覚め、教えを学ぶ】
施餓鬼供養は自分が志す霊位の供養をするばかりでなく、全ての霊位に供養を捧げます。
8月8日に本成寺本堂でお盆施餓鬼法要を営みます。
8月10~14日に各家の棚経に伺います。
8月15日夕方 本成寺本堂(境内)にて、送り火供養を営みます。
お盆はご先祖様がお帰りになる時。
ご先祖様に肩身の狭い思いをさせることなく、皆で供養を致しましょう。
子供が宿ることは奇跡の一つ。縁によって宿った新しい命を、自然、または人工的(医学的)に流産した胎児を「水子」と呼びます。小さな生命かもしれませんが、その生命はなにものにも代えがたいものです。水子の生命は、縁によりこの世に生まれ、縁により消えていきました。消えてしまった水子の生命の分までも、しっかり生きるために、きちんとご供養してあげましょう。